誰のため?

クリスマスケーキ、おせち料理、食べたくもないのにお義理で頼まざるを得ない事も時にはあるのでしょうね。
こぐさんもハズレのクリスマスケーキを食べなくてはいけない羽目になったご様子で、ホントにご愁傷様です。

いえ、義理がいけないと言ってる訳じゃないんです。
頼まれて買ったとしても、それが美味しかったらきさ的にはオッケー。
気に入らないのは”1000個作った中で義理売れが800個”みたいなヤツ。
そんなケーキは想像するだけで美味しく無さそう。
だって美味しく作っても、そうじゃなくても売れて利益が上がるんだから。
もっとも美味しいケーキだったら、義理で募らなくってもちゃんとお客さんが頼んでくれるよね。

数年前まではクリスマスケーキ、あまり積極的に買わなかったのです。
ケーキ屋さんは数を作ることに追われているから、通常よりも品質が落ちるだろう。
だったらわざわざクリスマスじゃなくても、いつもケーキ食べてるからイイや、って事で。
でも近年は名古屋のデパートでも東京の有名店のケーキが買えるようになって状況が変わりました。
仕事を抜け出してでも予約に走っちゃう始末(これはオトナとしてどうかとは自分でも思うが)で、一大イベント化してます。

え?それだって大量生産のクリスマスケーキじゃん!って??
ん〜、勝手な思い込みですが、美味しいお店のケーキはたとえ大量に作らなくてはならないクリスマスケーキだとしても”店の看板”を守る為にもきっちりプロの仕事をするはず。
お客の期待を裏切らない店だよね、と思えそうな店を選ぶようにしています。