台風が来る前に

月曜の夕方、急いで仕事を片付けて、とある場所に向かう事にしました。
台風の予報を朝出かける前に知っていれば用意もしていたのだけれど、急遽向かう事にしたの。
職場から直行しようか迷ったけれど、一度家に帰って大急ぎで着替えます。
軍手、袋、長靴。それに冷蔵庫に作っておいた水出し紅茶をサーモスに詰めてラパ子を飛ばします。
日没まであと20分くらい、という時間に到着しました。


さぁ、急いでスモモを摘み取りましょう。
明日になったら全部落ちてしまうに違いない、と思ってやって来たのだ。
すでにかなりの実が落ちてます。甘い香りに誘われて、虫もたくさん。
ひぃ〜ひぃ〜言いながら落ちたばかりの実も拾います。
熟れて落ちた果実って本当に美味しいんだから!少しくらいの虫喰いや傷みは後で包丁で切り落とせばOKです。
20分ほど格闘して、ずっしりと重い袋を抱えます。


見覚えのある方もおられるでしょう(^^)
奥にはお花の種類がどんどん増えています。
いつもの事ながら、これを維持管理される労力の事を思うと、虫にギャ〜などど言っていてはいけないなぁ、と思う。美味しいトコだけご相伴に与っているのにね。


可愛いお花を眺めながらアイスティーを飲んでいると、蜩の声・・・
夏の夕闇が迫ってきます。真っ暗になる前に、ここを出なくてはなりません。



ラズベリー?いえいえ、真っ黒になったものが食べ頃のブラックベリーです。
黒く熟した実を、1つだけ、と思ったら1つ、また1つ・・・止まらなくなる美味さです!
いつもの事ながらゴチソウサマでした。

スモモは完熟のものは生食。熟れたスモモって本当に甘いんですよ〜(^^)
実がトロトロで、皮を剥くと宝石みたいにキラキラしているの。
これだけは、畑で虫と格闘したモノにだけ味わえる逸品でしょう。

そのままでは酸っぱい実は、2日間で5瓶分のジャムに完成。
立ちっ放しでの作業は腰が痛いけれど、大事に作ったわが子のようなスモモですもの、美味しく頂ける様に精一杯の努力はしなきゃね。
毎年毎年、ほんとうにゴチソウサマです。