日帰り台風のゆくえ

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表参道・エチカのフードコートで一仕事を終えて、地上に出たらそこはもう何度も何度も自転車で通った街。
そして冬の東京では欠かさず訪問しているcozimaへ続く骨董通りを初めて歩きます。
自転車では気付かなかったお店が沢山あるんだな〜。
しかし今日の目的地はcozimaではなく、骨董通りを挟んだ反対のエリア。
KENZOが目印、と思いながら歩いていると(改装中だったらしく)見落として迷子に。
結局六本木通りまで出て、少し戻って路地をぐるぐるしていると、見つけた!
ギャラリー?美容室?真っ白な空間に整然と並ぶのは・・・


店名の”デュヌラルテ”は”類いにも稀な”という意味なのだとか。
お江戸通いを始めた頃から、ずっとずっとずっと行きたいと思いつつもお盆&お正月はしっかりお休みのお店なので、今回ようやく訪ねるチャンスがやってきたの。
コチラをプロデュースされた浅野氏は吉祥寺のダンディゾン(ココもまだ行けてない)も手掛けた方。
ついに出逢った宝石のように輝くコたち。
全て予めメールで取り置きをお願いしておいたものです。
当日に迷う時間はお店に辿り着くだけで使い果たすと思ったら、やはりそうなった(爆)

あまりの美しさに溜息がでます。美しいモノは美味しいのだ、と。
この中の数点をすでに頂きましたが、完全にヤラれました。
一部商品は通販も受けてくださるのですが、やはりリアル店舗を知った上で取り寄せはする主義。
こんなに素敵な品が取り寄せできるのなら、頼まないテはないでしょう。
”パン”という単語では言い表せない、そう思える美味しい”作品”です。


南青山からバスに乗り、西麻布で乗り換えて30分かけて北青山へ。
歩いても30分なのでしょうが、少しおめかしした服装では坂を上がるのは嫌。
「自転車なら10分くらいなのに〜」って、今日はそれは言わないで。

キラー通りを少し入った場所に小さなカフェ・香咲があるそうです。
雨の日曜日、オトモダチご夫妻はドライブがてらココを訪れるのだとか。
お二人が愛するとっておきのおやつをきさ家も食べてみたくって。
こちらも盆暮れシーズンはNGのお店なので、今回が初訪問です。


深煎りのネルドリップと、手作りクッキー。焼き林檎も気になりつつ、本命を注文。
やっと逢えたホットケーキ♪ほぼ満席のお店の殆どのテーブルて湯気が上がっています。
たっぷりのバターとホイップクリーム、そしてシロップが添えられています。
バターを塗って、シロップを掛け、ホイップを付けて、一口食べて・・・烈しく後悔。
一人一皿注文するんだった〜!!

パンケーキじゃなくてホットケーキ。優しく懐かしいお味。
半分をあっと言う間に食べてしまいました。
カウンターの中で珈琲を淹れるお母さんが優しく微笑んで見送ってくれました。


表参道まで少し早足で戻りながら、素敵な雑貨屋さんや春色の服を横目で眺めるだけ。
その先の”まい泉”に連れて行ってくれたのも前述のオトモダチご夫妻だったっけ。
東京での沢山の思い出の多くは、沢山のオトモダチとの楽しい記憶だったのだ、と改めて思う。

表参道から銀座線に乗る前に、最後にもう1軒。
ハナエ・モリの1階のラ・メゾン・デュ・ショコラ。丸の内のお店には昨夏行ったけれど、こちらの中に入るのは初めて。
あまりの高さに目が眩みつつ、しかしお買い上げのお客様にはオマケでカレ(小さな板チョコ・160円相当)が貰えるようだと察知すると、思わず一番コストパフォーマンスの高そうなショコラ・840円を。そんな貧弱な客にもちゃんとカレを配る(そういうお店だと夏に訪問したときに判っていた)ラ・メゾン・デュ・ショコラはやっぱり素敵だ。

さて、もう会場へ向わなければいけない時間です。6時間でしっかり楽しめました。