hajimete・1

今日のきさのランチは特別デス☆
ミクニ・ナゴヤの北村シェフを招いて今年3月に主税町にオープンした”ラ グランターブル ドゥ キタムラ”へTerraさん、kohiluさんと一緒に行ってきました。
今、名古屋で一番注目されているフレンチレストランと言って良いお店。もうず〜っと前からワクワクだったんだから!

口取り
沢蟹の唐揚げと生甘海老・レモン風味のサツマイモ

サワガニは思ったよりも柔らかかった。サツマイモはサッパリ。


前菜
エコス産・サーモンのクープ仕立て 鱒の卵飾り
ロイヤルキングサーモンのシャンテとタルタル
豊橋産・胡瓜のブリュノワーズ入り

大きなカクテルグラスの3層の綺麗な前菜です。
一番上のサーモンのムースは思ったよりもずっとしっかりしたムースでした。
タルタルときゅうりの層はさっぱり目です。
もう一回り小さいグラスでも良かったかなぁ。
サーモンのムースを持て余し気味だったので、途中からパンに付けて食べたら美味しかったです。

パンは、小型の細いフランスパン、4センチくらいにスライスした普通の大きさのフランスパン、ハリネズミみたいな姿のバターロール(ロールパンよりはブリオッシュに近い感じ)、小型のライ麦パンの4種類でした。
大きなカゴに並んだものを給仕してもらえますが、全部常温です。レストランで食べるパンは温かい方が嬉しいんだけどなぁ。
ライ麦パンがカゴには多く残っていたけれど、コレが一番好印象でした。柔らかくて食べやすかった。


魚料理
豊浜産・天然鯛のヴァプール
枝豆と玉蜀黍のメランジェ入り烏賊リング添え
濃くのあるブイヤベースソース

注・本当は鯛は烏賊の上に乗っていますが、烏賊の中身が判る様に鯛をずらして撮影しました

プリプリ肉厚の烏賊の中に甘いトウモロコシと枝豆。
楽しい取り合わせです。でも肝心の鯛はもう少し塩味が欲しかったし、皮目をパリっとした方が好みです。
ブイヤベースソースはサフランやらの香料が強かった(濃くのある、って書いてあるもんな)です。
きっとココに来るお客はブイヤベースなんぞは食べなれているから、このテの香料には馴染みがあるのだろうね。庶民は実は正直言って戸惑いました。食べ進むうちに美味しかったけどね。


肉料理
名古屋コーチンのフリチュール パートフィローのパネ
ゴールデンキウィのカルパッチョとマカロニのタンバル
ほんのり甘い黒酢のソース

給仕係りが慎重に運んできました(笑)
バルサミコの香りがブワ〜ンと立ち昇ります。
皿に敷き詰められているのは、普通ならジャガイモのスライスなんでしょうけど、よく見てビックリ!黄色キウィじゃあ〜りませんか!
上にはマカロニがグルリと輪になって直立してます。
マカロニの中にはチキンのムースが詰っていて、マカロニはこれにくっ付きつつ立っているようです。
そして一番上に鎮座するのは、ささ身のフライ(って庶民的な呼び方はダメか?)です。これがゴロリと転落する事なきよう、慎重に運んでいたわけ。

この立体感と色彩術を駆使した皿は写真栄えしますな。


デザートはワゴンサービス
Terraさんはカシスムース(しっかり酸っぱくて好きな味)とスフレチーズ(しっとりふわふわ)
kohiluさんは抹茶ムース(わりとマイルド)とガトーフレーズ
きさはミルフィーユとバナナケーキ(これはフワフワで初体験のバナナケーキでした)リンゴのコンポートです。
他には胡桃のケーキ、チョコケーキが用意されていました。

モチロン美味しいんです。が、味、盛り付け共に満足のレベルでは無い(デザートにはどうしても過大な期待してしまう)のが残念。