信州丸かじり 信州の逸品を飲んで食べて

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中部千年共生のワークショップイベント
1時間半並んでゲットした整理券を握り締めて11時前に会場へ。
参加費は無料なので、そんなに期待しちゃいけないと思いつつ参加しましたが・・・


アミューズが出されたところでシェフが登場、お料理の紹介の前に
「まずは一口でパクリとどうぞ。」
黒っぽい固形物に果物のピュレが乗っています。口に入れるとスモークの香りが広がり、噛み応えの中に滋味ある赤身の肉の味。追ってフワリと甘さが絡みます。
鹿肉(茅野市)の自家製サラミ 信州りんごの香り
ソーヴィニオンブラン2003安曇アップルは、まるで柔らかいお水のように飲みやすい♪

続いてオードブル(写真)
信州サーモン(明科町)の茶巾包み
信州ポークの生ハム(茅野市)と山羊チーズ(白馬村)のクロケット(白土馬鈴薯東御市
信州サーモン(まぁ養殖ニジマスだが)に包まれたサーモンのムース。生臭く無く、身も美しい。
山羊チーズのコロッケは臭みも無く、生ハムの旨みと良く合ってます。2個頂くとなかなかヘヴィでしたが。これにあわせるは
シャルドネ桔梗ヶ原2003 井筒ワイン
キリッとした料理の味を引き立てる美味しいワインです。





パンは2種類
シラネ小麦のプチパンとシラネ小麦のふすま粉カンパーニュ(写真撮り忘れ)
どっちも麦の味がじんわりと感じられて美味。

メイン
信州ジビエ(鹿・茅野市、山鳩・高遠町)のテリーヌと野草・香草(池田町)のメリメロ(ミックスの意らしい)サラダ
しっかりしたボリュームで出てきました。しまった肉(野山の鳥獣は低脂肪)の味と、個性的な香草のサラダをシェフ特製のドレッシングが上手くまとめています。
駒ヶ原2004 本坊酒造と一緒に頂くと、もうゴージャスな気分ですぅ。


デザートワインの代わりに日本酒が!
流水流し(純米酒) 湯川酒造
美山錦を薮原高原の酒蔵で仕込んだ純米酒は、甘い!
赤ワインの後だから余計に甘く感じたこともありますが、するっと飲めます。

高野ソムリエからの受け売りですが、
外国の方へのお土産には純米酒がとても喜ばれるのだそう(外国では非常に高価)です。
また外国のレストランに和服で行けば、お姫様扱いなんですって。
海外に行かれるご予定のある方、是非参考になさって下さい。


今日の素晴らしいお料理は蓼科中央高原のレストラン&ホテル エスポワール
オーナーシェフの藤木さん。
絶妙のトークで楽しいランチを演出してくださったのは長野市酒類問屋 高野総本店社長(シニアソムリエ・利酒師)の高野さん。
それに初めのワイン・池田町の葡萄農家(以前きさ家はこの葡萄畑の激坂を走った経験がある)のお父さん、池田町ハーブセンターの方、と生産者の方と直接触れ合ったり。
サーヴは長野県職員の方たちが慣れない手つきで頑張っておられました。

本当に貴重な体験でした。並んででも行く価値は絶対に有る!!
こんなに太っ腹な企画(だってコレぜ〜〜〜〜んぶ無料なんだから!!)を合計40回以上(3週に分けてやる)もやってしまうなんて、康夫知事の腹は伊達じゃなかったな。
次回は再来週の週末(第三回は9月初旬)、食材も替わることだし、絶対また行こう!