良かったり悪かったり

写真は先週の歌舞伎帰りの夕食。
お店が裏通りにあった頃から、きさ家でかき揚げと言えばココだった。
なんだかんだで2年以上訪問していなかったような・・・大将は健在だろうか?と思い暖簾をくぐると、いつもの立ち位置でいつもの手ぬぐい鉢巻姿で一安心。

この日は若大将の目の前に通された。
少し遅れてきさ家の隣にカップルが座った。ここは入口の正面なので、客の出入りがあう度に薄着の彼女には少し辛いようで、奥の席が空いた所を見計らって彼がスマートに移動しても良いか?と申し出た。
若大将は快諾し二人が奥へ移った後、給仕の女性に衝立を持ってくるように指示し次のお客に備えた。
あぁ、このお店は大丈夫だなぁ、と安心した。

タイミング悪く大量の持ち帰りのオーダーが先に入っていたようで、かなり待たされることになるのですが(若大将も恐縮しておられた)待つ間にいい具合に空腹度がアップ♪
ご飯少しで、と言いそびれた事を失敗したかと思いきや、結局完食。
海老の質が以前より落ちたような気がしたが、1200円という値段を考えれば上出来だと思う。しじみ汁も漬物もお茶もちゃんとしているのだ。
帰りに「ご自由にどうぞ」の天かすを貰うのを忘れたのが悔やまれる〜


青空と桜の写真は今年は少ししか撮れなかったなぁ。
今年から4月は花見時期の土曜日は出勤確定なのだ。

明日は定例きさ母とのランチ。
ドコへ行こうか?とwebで探していたら、手頃なビストロを見つけた。
場所もメニューも良さそうだ、と思ったら店主のblogが目に付いた。
読んだら思わず店に行く気が失せた。酷い毒blogなのだ。
書くのは自由だけど、それを店のwebページに載せるセンスを疑ってしまう。

結局以前から見かけていた和食屋さんに決定。月替りメニューの桜蕎麦と自家製くず切りが楽しみ♪
天気は大丈夫そうなので、現地集合にしてもらうことにした。
お昼までドコでぷらぷらしようかな〜


あ、かき揚げ丼の前に食べたキハチソフトも忘れていたので貼っておこう。
シブストソフトはカラメルソースが掛かっていて320円。コレはアリでしょう。
ダーはハチミツれもん?ソーダ
三越地下の隣は鮮魚売り場、ってベンチで食べるのは生臭くてビミョ〜です(爆)

最近思ったこと。
「○○の美味しい店」で名前が挙がる店は、多くの人が自分が食べた中から美味しいと思った店を言うのだから、大抵の場合アクセスしやすい場所だったり、チェーン展開していて食べる機会が得られやすく、値段も手頃な場合が多い。
食べる事に執着が無ければ、わざわざ不便な場所には出掛けない訳で。
しかし休日の街で「ココで行列するくらいなら、地下鉄で移動して他で食べた方が安くて美味いぞ。」と思うことも珍しくなく。
それから味覚って服の趣味と同じくらい違うんだなぁ、と。
いかに自分の趣向と近いガイドを見つけるか、が大事なんですな。
きさにとっては安くても高くても、食材とお店と来てくれたお客に”愛”が感じられるか?・・・それが全てなのかも。