歩荷で出会ったのは

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鶏舎から飛び出したニワトリたちは元気に走り回ります。
この運動場の上にはネット(鳥インフルエンザ対策の野鳥避け)が張ってありますが、
この写真も2センチ四方のフェンス越しに撮ったのです。
そうそう、ここに入る前に靴は消毒もしました。気を遣うところが沢山。
餌はとうもろこしが主体だそうですが、このところの暴騰で大変なのだそう。



ひとしきり遊んだ後は、日向でまったり組と雨水飲み(鶏舎でも勿論与えているそうですが、何故か泥水が好きなんですって)に別れます。
水溜りに集まる娘たちのなかに・・・・


左側でお水を飲む娘、痛々しい姿です。
かならず鶏舎の中に1〜2羽はこのようなイジメられっこがいるのだとか。
たいていの場合、見た目が他と違うとか、弱いとかという娘がターゲットになり、可哀相だと思ってその娘を他の場所に移しても、すぐに別の娘がターゲットになるのだとか。
「例えば、外に出られない冬の間はストレスが溜まっていじめが酷くなったりするのですか?」「ええ。可哀相だと思っても、血だらけになるまではそのままにしておくより他ないのです。」

以前、テレビでヤンキー先生が熱く語っていた番組で、お魚博士のさかな君が魚社会でも同じだと言っていたっけ。←この話に出演者は誰も絡まなかった(というより、さかな君、何を言い出す?みたいな感じだったようだった)のが不思議でならないと思っていたんだよ。


この娘たちは歩荷さんのペットなのだそう。
さくらちゃんとかすみちゃん。どちらも元いじめられっ娘だったとか。
以前は羽根がもっと白かったんだそうです。
見た目が他と違う、弱い、動きが遅い、そういった理由で同じ環境下で暮らすニワトリがいじめるということは、人間社会でいじめのない状態など無理なのだろう、と。
ただ、ストレスによって他社に対する攻撃性は荒さを増すことも確か(そもそも自分の状態が満足していたら他者をいじめないのでは??)なのだと思ったり。


もう1匹、歩荷には可愛いペットがいました。山羊のメイちゃん。
思わず写真をいっぱい撮ってしまいました。
結局1時間もお邪魔してしまったのでした。また遊びに行こう〜♪