料理に合った野菜の切り方

約1cmの幅で長さ約3〜4cmの薄切り・短冊切りってどうやって切ってますか?
この形に切ろうとすると、正しい切り方以外に加えて2種類の方法が考えられます。
1.3センチの輪切りを切断面から厚さ1センチ(ここまでは短冊切りを一緒)にして、切断面から薄切りにする
2.1センチの輪切りにして、端から薄切り(中央部分は長さを調整)する

短冊切り(以下、3とします)も、1・2とも見た目は1センチ×3センチ×1〜2ミリになるけれど、火の通りの早さは(これまでの経験から)早い順に2,3,1になると思います。
1,2とも邪道のような切り方ですが、敢えて使う場合もあります。
手早く作りたいときは2、歯応えを残したい時は1、3は一番使い勝手が良いですね。

特に2は輪切りの状態から気持ち薄めに切り始め(皮に近い部分は硬い)て、数枚切ったら方向を変えて3方を切り、幅を3〜4センチに整えてから切り進むと綺麗に素早く仕上がります。
クタクタの食感が好みでない方には不向きかもしれないけれど、ホントに早く火が通るので試してみてねん。


スライサー・普段使うのは千切り用と薄切り用の2種類です。
大根や人参の場合スライサーの千切りよりも、薄切り用スライサーで薄切りを作って、それを包丁で千切りにした方が食感が良い(でも普段は時間短縮のためやらない)気がします。
多少包丁の手がおぼつかなくても、既に一面が薄くなっているので気楽に千切り状態になるので、スライサーに助けてもらう千切りはオススメ。
スライサー千切りは、野菜の側面の繊維が崩れるからなのだろう、と想像していますが逆に塩もみするのならこっちの方が良かったりします。