キャラメルの神様が名古屋に!

[関連したBlog]アンリ・ルルーさんはキャラメリエ(キャラメル職人)でありショコラティエとしてもフランスが認めるMOF(フランス国家最高職人・ほとんどのMOFショコラティエのショコラが日本のデパートで買えるんだから凄いことだ!)でもあります。ルルーさんが店を構えるのは、愛妻ロレーヌさんの故郷であるブルターニュ地方のキブロン。海辺の小さな街だそうです。こんなにも優しい笑顔のルルーさんが作り出す極上のキャラメルは数年前から大人気ですが、今日のセミナーではどど〜んとショコラが5つも!!!!!ちなみに、右下(コレは今回売ってません)以外の4つが入った箱は1764円です。ってことは買えば2000円相当かな。豪華だわ〜♪ルルーさんも一緒に食べながらレクチャーしてくださいます。 奥から時計回りに順にC.B.S(塩バターキャラメル)のボンボンルルーさんの代表作ですシュゼットくるみプラリネルイゾン・フランボワーズフランボワーズの生キャラメル入りソワジックそば粉のビスケット入りミュール・カルダモンブラックベリーのパートドフリュイ(ゼリー状のもの)とカルダモンの香りのガナッシュ さて、このルイゾン・フランボワーズについて。このロゴの中に自転車が描かれているのですが、自転車な方なら往年の大選手ルイゾン・ボベ選手のことだとピンと来たことでしょう。ツール・ド・フランス(最も権威ある自転車レース)1953〜55年で3連覇を成し遂げたフランスのヒーロー。自転車事故のリハビリに使ったことが縁で、1960年に引退されたあとはタラソテラピーの施設をキブロンに開いたそうです。スーパースターのお蔭で小さな街にも観光客が訪れるようになり、ルルーさんのお店の繁栄もルイゾン・ボベさんがあってのことだったと。敬意を表してボンボンが出来たそうです。これはイタリアの自転車レース・ジロ デ イタリアの優勝者が着るマリアローザのピンクをイメージして。当然ですが、ツール版の黄色(パッションフルーツ)もあります。マイヨ ジョーヌのルイゾンも食べてみたいなぁ・・・伊勢丹地下で通年あるのかしら? すいません、このセミナーのショコラは全部持ち帰りました。その前にショコラバーで食べ過ぎ?濃厚カカオで舌が焼けたようになってしまい落着いてから食べたかったので。蕎麦粉を使ったソワジックは会場内に芳ばしい香りが広がっていました。これはミュール・カルダモンの断面。食べるのがすごく楽しみ♪この整理券が午後になっても残っていたところが名古屋の哀しさ・・・